千里堂はり灸マッサージ治療院

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胃の不調・機能性胃腸障害@
●機能性胃腸障害@

◆機能性胃腸障害とは
内視鏡検査(胃カメラなど)や血液検査をしても、胃や大腸などに炎症や潰瘍、がんなどの器質的疾患が全く認められないにも関わらず、胃の痛み・もたれなどの症状がある病気のこと。(胃や腸の運動機能に障害が起こること)
※1990年ごろからアメリカの消化器病学会で提唱されるようになった比較的新しい概念。ローマ委員会により機能性消化管障害の新しい分類が発表。

◎上腹部(食道・胃・十二指腸)では【機能性ディスペプシア】
◎下腹部(大腸・肛門)では【過敏性腸症候群】
と呼ばれる。


(1)機能性ディスペプシア
6ヵ月以上前からの発症で最近の3ヵ月間に一定頻度以上の症状発現があるもの。
※ディスペプシア・・・意味としては「消化不良」。「機能性ディスペプシア」においては、胃や十二指腸の「痛み」や「もたれ」の様々な症状。
胃

■症状■
胃痛や胃もたれが続く・胸やけがする・お腹が張る・吐き気・吐く・食事をするとすぐにお腹いっぱいになる。

■分類■
@食後愁訴症候群
食後のもたれ感や早期膨満感が、週に数回以上。
A心窩部痛症候群
みぞおちの痛み・みぞおちの焼ける感じ(灼熱感)が週に1回以上。空腹時にも起こる。排便や腸内ガスの排出によって緩和しない。

■原因■
主なものは「ストレス」による自律神経の異常。
※交感神経優位
消化液の分泌が減り、胃腸の動きが鈍くなり、胃もたれや消化不良。
※副交感神経優位
胃酸過多により胃壁を傷つけ、胃痛や胃潰瘍。その他に、ピロリ菌感染など。

■治療■(特効薬はない)
問診を中心として、社会的・精神的背景を把握、生活習慣(食事・睡眠)の相談や指導、薬物療法(胃痛の緩和・胃の運動を促す)。精神的な傾向が強い場合は、抗不安薬・抗うつ薬を使用。


(2)過敏性腸症候群
6ヵ月以上前からの発症で最近の3ヵ月間に一定頻度以上の症状発現があるもの。
※「過敏性大腸症候群」と言われていたが、最近では小腸にも関係することが判明 し、このように呼ばれている。


■症状■
お腹が痛い(睡眠時はない)、お腹の不快感(ガスがたまるなど)が慢性的に続く。便の回数が不安定・便の形が変化する(下痢や便秘を繰り返す)。直腸に症状が局限している「過敏性直腸症候群」という病態もみられ、≪便が残っている感じ・出しづらい・便通が多い・お腹が張る≫という症状がある。

■分類■
1.下痢型(大腸の蠕動運動が盛ん)→20代〜30代の男性に多い
2.便秘型(大腸の蠕動運動が減少)→女性に多い。S状結腸に異常な収縮運動
3.混合型
4.分類不能型

RomeV診断基準
便秘型:排便回数の25%以上は硬便で、軟便は25%未満。
下痢型:排便回数の25%以上は軟便で、硬便は25%未満。
混合型:硬便、軟便ともに排便回数の25%以上。
分類不能型:硬便、軟便ともに排便回数の25%未満。
注:正確には軟便は軟便、泥状便、水様便、硬便は硬便、塊状便、コロコロ便をさす。

■原因■
主なものは「ストレス」による自律神経の異常。暴飲暴食やアルコールの多量摂取・不規則不摂生な生活・過労・カラダの冷え・セロトニン分泌による蠕動運動の異常。

■治療■(特効薬はない)
生活習慣の改善、精神的に不安定な状態を解消する(ストレスの原因をはっきりさせる)、精神的な傾向が強い場合は、抗不安薬・抗うつ薬を使用、薬物療法(整腸剤・運動機能腸製剤・漢方薬)。

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【胃の不調・機能性胃腸障害のための鍼灸治療】は「総合はり治療」の60分・90分・120分の各コースで受けられます。

千里堂の治療は、鍼を刺して寝かせておくだけのような治療ではありません。「つきっきりで丁寧な治療」という方針でおこなっておりますので、必ず電話予約の上ご来院ください。


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このページは、千里堂治療院第72回研修会資料をもとに構成しました。資料作成には以下のホームページを参考にさせていただいています。ありがとうございました。

−ホームページ−
*本郷道夫『日本神経消化器病学会≪RomeVを日本語で解釈する≫』
*機能性胃腸症の症状・治療まるわかりガイド
*社会医療法人社団高野会 高野病院 過敏性腸症候群の診断 RomeV診断基準