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上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

肘の痛みの約6割がテニス肘と言われています。
テニス肘と言っても、テニスが原因で発症した人は約10%と比較的割合が低いです。
その他は家事や仕事など、腕が同じ動きを繰り返して筋肉を酷使したことが原因で発症しています。

テニス肘は、肘の外側が痛む「上腕骨外側上顆炎」と肘の内側が痛む「上腕骨内側上顆炎」に分けられますが、「上腕骨外側上顆炎」が7〜8割を占めます。

人間の肘関節や手関節は伸展(伸ばしたり反らしたり)する動作よりも屈曲(曲げる)動作が優位です。
それは、箸やスプーンを口に運ぶなど、摂食動作に関わるためです。
そのため、肘関節や手関節の伸展運動を繰り返すことによって、筋力が弱い前腕伸筋群(手首を反らす筋肉群)が酷使され、その筋肉群が付着する上腕骨外側上顆(肘の外側の骨)に負荷がかかりやすくなります。

パソコンを使っている時なども、キーボード、マウスともに手関節の軽度伸展(軽く反らす)が長時間持続しているので、前腕伸筋群に負担をかけ続けています。


◆テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の症状
1)上腕骨外側上顆部(肘の外側の骨)を押すと痛む。
2)手関節の背屈(反らす)と前腕の回外(手首を外側に回す)を伴う運動で上腕骨外側上顆部に鋭い痛みが誘発される。
例:フキンや雑巾を絞る、雨戸の開閉、ドアノブを回す、フライパンを持つ、重い物を持って運ぶ
3)肘関節の運動そのものには制限や痛みがない。
4)X線検査ではなにも所見はない。


◆痛みの原因
テニスなどのスポーツや日常生活で、手関節の背屈(反らす)や前腕の回外(手首を外側に回す)が繰り返し行われることによるオーバーユース(使いすぎ)が原因である。
それらの運動で働く筋肉が付着する上腕骨外側上顆部(肘の外側の骨)で、筋肉や腱の繊維に細かい断裂が発生して、炎症を引き起こし、痛みを起こす。


◆好発年齢、性別
・30〜50歳代に多い(加齢による筋肉の退行変性が原因)
・やや女性に多い(筋力が弱いため)


◆診察法(疼痛誘発テスト)
外側上顆炎の疼痛誘発テスト


◆セルフケア
・急性期(発症後1週間以内)は患部を冷やす。
・前腕伸筋群と前腕屈筋群のストレッチ(手関節を手の平側に曲げたり、手の甲側に  反らしたりする)。
・肘関節と手関節を同時に伸展する動作を避ける(重い物を持つ時になるべく手首を  反らさないようにする、パソコンを使用する時にアームレストを使用するなど)。

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【上腕骨外側上顆炎(テニス肘)のための鍼灸治療】は「総合はり治療」の60分・90分・120分の各コースで受けられます。

千里堂の治療は、鍼を刺して寝かせておくだけのような治療ではありません。「つきっきりで丁寧な治療」という方針でおこなっておりますので、必ず電話予約の上ご来院ください。


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このページは、千里堂治療院第68回研修会資料をもとに構成しました。資料作成には以下の文献を参考にさせていただいています。ありがとうございました。

−参考文献−
*監修:日本整形外科学会・日本肘関節学会、編集:日本整形外科学会診療ガイドライン委員会・上腕骨外側上顆炎ガイドライン策定委員会『肘が痛い方のために 診療ガイドラインに基づいた上腕骨外側上顆炎(テニス肘)ガイドブック』南江堂
*『東洋医学臨床論<はりきゅう編>』医道の日本社
*『臨床医学各論』医歯薬出版
−ホームページ−
*筋肉.guide
*疼痛ナビ
*新札幌整形外科病院